今回は島内観光のご紹介。
朝ご飯は、ワールドリゾートサイパン前にあるOKADAYAで。旧エビスヤで知られるここのコンビニ&ベーカリーは、業態はそのままにオカダヤという名前で営業をはじめたそう。



オカダヤといい、ジョーテンといい、食事には困ることがない便利な立地のホテルです。

どこまでも続く青い空、青い海、絶え間なく聞こえる崖を打つ波音…。何も知らなければ「とても美しい場所だ」と誰しもが答えるであろう、バンザイクリフ。私たちが最初に訪れたのはサイパン島の最北端の岬であり、正式名称は「プンタンサバネタ」と言われるバンザイクリフ。
ここは、太平洋戦争末期ごろ、日本兵や民間人などがアメリカ兵からの投降勧告・説得に応じず、80メートル下の海に身を投じて自決した悲劇の断崖(岬)でした。多くの自決者が「天皇陛下、万歳」と叫び両腕を上げながら身を投じたことから、戦後「バンザイクリフ」と呼ばれるようになったそうです。

当時の「捕虜になり恥辱を受けるよりも死を選ぶ」という思想を実行した自決者の血で海は真っ赤に染まり、その血の匂いを嗅ぎ付けた鮫が集まって…今の風景からは想像もできない残酷な光景が広がっていたそうです。また、意を決して飛び込んだものの先に飛び込んだ方の遺体がクッションとなり助かった方も大勢いたそうです。




また、後ろに見える岩の崖は「スーサイドクリフ」、日本語では「自殺の崖」というバンザイクリフと同様に崖の上から沢山の方が自決をされた場所です。

先程のバンザイクリフ同様に、この崖の上から多くの民間人が飛び降りました。




至る所に生えているサボテンに名前が彫られていました。ちなみに、ちょうどこの目の前の霧がスコールの合図。この後急激なスコールに降られ、全身びしょ濡れに…。

次回に続きます。