fioregalさまの名刺を作成させて頂きました。プリザーブドフラワーの教室を開かれる予定で、それをお知らせするカード（名刺）が欲しいということで、担当させて頂きました。
ターゲットは若い女性の方で「お客様にもっと花を好きになってもらいたい」「そのためには花の扱いをきちんと知って貰わないとダメだ」という思いのもと教室を開かれるそうなので、今回はその思いをどのように表現するか迷いました。今は、欲しいと思うものが簡単に手に入る時代、あるいは壊れても修理をするのではなく買い替えるということが簡単にできる時代になってきていると思います。お花もそうで、もっとちゃんと手入れの方法を知っていれば日持ちさせることが出来るのに、それを知らないためにすぐに枯らしてしまう人たちが沢山いると思います（私もその一人です・・・）。
なので、今回はプリザーブドフラワー教室が主な目的なのですが、オーナー様の思いを名刺の上でも表現できるように色をテーマに考えてみました。花にも血が通っている（生き物である）ことを示す血液の色（というとなんだか語弊が出そうですが…決して気持ち悪い意味合いではないです）をベースに、人間が手を加えて作り上げていく意味をより濃い赤色を選択しました。同系色で濃淡をつけることで花の思いを人間が汲み取り、より素敵な表現（ブリザーブドフラワー）になるという意味合いを込めて濃淡の強弱を使用することにしました。
